ＵＳＥＮの宇野康秀社長は1963年８月12日生まれの44歳。０学上では火王星、兎座、再開期の人になります。
この星回りの人は、理想に向かって突き進み、それを実現しようと努力する人が目立ちます。勇気と行動力にあふれるので、周囲からは尊敬のまなざしでみられるでしょう。少々自信家な面がありますが、それもある意味、魅力的な長所。芸術やビジネスの世界で、大きな成果を残せるのもこの星回りの特徴です。
宇野氏は98年に現在のポストに就きました。新たなスタートを切ったものの、想像し
ていたことと現実のギャップに戸惑ったはずで、いまだに悩まされていることがあるようにうかがえます。白身が描く理想にはまだまだという感覚を抱いていることでしょう。
健康期の今年は、山積する課題の処理がなかなか進まないというサインが出ていま
す。こういうときは、すべてを一気に解決するのではなく、ひとつにしぼると吉。ひとつを解決し、次に移るという段取りを踏むと最終的にはすべてを片付けられます。
８月までは運気が低迷し、考え方も堅くなりがちなので柔軟な思考を心掛けたいところ。
旅行は海、特に北に位置する海がお勧め。ラッキーカラーはイエローグリーン。自転車が運動不足の解消に役立ちます。
有線放送最大手のＵＳＥＮは、傘下に映画配給会社のギャガ・コミュニケーションズ、人材派遣大手のインテリジェンスなどを抱え、有線放送の領域に止まらない幅広いコミュニケーショングループとして注目を集めています。
同社を鑑定して、まず気付いたのは、2005年に有線ブロードネットワークから現社名へ変更していますが、この時期が非常にいいこと。昨年には東京・永田町から六本木の東京ミットタウンに本社を移しましたが、これも絶妙なタイミングだったこと。偶然なのでしょうけど、どちらも最高の判断でした。
気になる今後ですが、飛躍のカギは「遊び心」が握っていそうです。裏返せば、現段階は、遊びの部分が少々乏しいともいえます。それを高めるためには10代、20代の若者たちとの交流を深めるといいでしょう。
社員の平均年齢を下げる採用計画を立てたり、大学生や高校生との接点を構築したり。学生たちが起業したベンチャー企業を支援するのも一考です。
02－04年までに始めた
案件のなかに見直すべきことがあるとのサインが浮上していますので、再点検をお勧めします。
相性がいいのは、国内外の学校、病院、裁判所。ビジネスチャンスが隠れていそうです。
2008年7月9日夕刊フジより