松下電工の畑中浩一社長は1944年1月15日生まれの64歳。0学上では金玉星、ヘ
ラクレス座、0地点の人になります。
この生まれの方は情熱あふれる熱血漢が多いのが特徴です。平凡で安定した生活より刺激のある将来に興味を抱き、困難な目標や攻略心をかきたてられるものに真っ向から挑んでいきますので、冒険家を職業に選ぶ人もいます。
畑中氏は2005年の精算期に現在のポストに就任しました。運気期が示すように、この年は「精算」がキーワードでした。いままでやり残していたことや原状を回復するために整理しなくてはならないことが相次ぎ、非常に多忙だったはずです。
決定期の今年は、吉凶混合の波乱の年。チャンスと喪失が背中合わせで、それが交互にやっってくるような流れです。何かと精神面に負担がかかるため、年内はリフレッシュが不可欠になりそうです。
癒やしには旅行がうってつけですが国内よりは海外を選択しましょう。深夜から夜明けにかけて自然の息吹と時の移ろいの中にいると効果的なので、オーロラ鑑賞などがお勧め。それが無理でしたら、異国の街並みを体感するだけでもかなりリラックスできます。幸運のアイテムは裏地にこだわった背広と柄に特徴のあるワイシャツです。
松下電工は、電設・住設資材にはじまり、制御機器や電子材料、家庭電器製品なども得意とする住宅・ビルの総合メー力ーです。創業90年を迎え、今年10月には社名を「パナソニック電工」に変更。これを機に一層世界に羽ばたいていくことでしょう。
同社を鑑定するなかで、気になったのが、社名変更の時期ですが、ベストなタイミングと出ましたので、心配はいりません。
ただ、今後の企業活動では資金面に関して注意が必要で、いま以上に神経質になった方がいいようです。資金の使い道はもとより、各事業にどれだけ資金を振り向けるのか。大企業になればなるほど、資金規模も比例して大きくなるので決断は難しいのですが、年内までは、嫌というほど熟考を重ねるべきです。
これとは別に、7月~9月に海外で何らかのトラブルが起きる暗示がありますので、気になるところがある場合は早めの対応が吉。備えあれば憂いなしです。
ビジネスチャンスは「自然と技術の融和」と出ています。これを意識した経済活動をお勧めします。
2008年7月16日夕刊フジより