リブートトラストの伊藤勝康社長は1943年6月28日生まれの64歳。O学上では水王星、山羊座、人気期の人になります。
この星回りの方は、家族と友人をとても大切にします。
また、直感力に優れ、人が何を求めているのか敏感に察する感性を持っているので芸
術、音楽分野に秀でる人が多いですね。
ビジネスでは、その直感力から人の求めるものを的確に把握できるため、ホテルやレストランに適正があります。その意味では現在のポジションは最適といえるでしょう。もっとも、人や物、現象に関して思い込みが強いところもあるので、気をつけて行動をしたいものです。
伊藤氏は、99年の開拓期に現在のポストに就きました。同氏にとってこの年は「出発」を意味していたので、その通りの結果になったといえます。
今年は背信期にあたり、人間関係に微妙なサインが出ています。それが原因で、体調がパワーダウンしがちなのでは? それを克服するには深い睡眠をとること。食事は、さまざまな種類が入った野菜のスープをメーンにすると健康回復につながります。
リラックスにはロシア、可能なら北極方面への旅行が吉。気持ちが落ち着き、直感
力もさえるはずです。せっかちに動くと思わぬ失敗を招くので、スローペースを心掛けましょう。
会員制リゾートホテル最大手のリゾートトラストは73年に設立し、2000年に東証・一部に上場しました。0学で見ると、伊藤兵朗会長(68)の創業当時の運気が極めてよく、その流れに上手に乗って成長してきた企業といえます。また、現社長の伊藤勝康氏が99年に同ポストに就任したときもこれ以上ないよい運気でした。
しかし、今後は少々注意が必要のよう。全役員を鑑定してみた結果、吉と凶が極端に混在しているからです。そこから察するに09年と10年に資金面に関する事案が浮上しそうで、具体的にはメディカル事業での出費との暗示が出ています。いまの時代の年運のテーマがバランスということを勘案すると、大きな出費は運を逆行させるので気掛かりです。
少々驚かせましたが、もちろんいいことも。11年までの3年間に、社員教育、なかでも社員たちが海外研修などで培ったサービス面の知識などを再確認すると吉。飛躍の扉が開くでしょう。
0学でみるリゾート事業はこれから注目される有望株。経済全体が冷えるなか、同社の活動はずば抜けているので、気を引き締めて進みたいものです。
夕刊フジ2008年6月25日