(証券新報2009年5月12日号より抜粋)
前回の「日経平均株価」で打ち出しましたのを見て頂けるとさらに分かりやすいのですが、ドル円による為替相場を時系列で見ていくと、やはり0学占術での牡牛座年の相場が非常に変化をもたらしている事が再認識されます。
この相場の変化は政治経済との関連が直結しており、1995年4月での円対ドルで1ドル=79円75銭の史上最高値をつけた年が牡牛座年、小馬座の時代運の始まりで09年までが一括りというところに該当し、為替がこの間の120円から110円台の基準相場サイクルでもありました。
今後の相場は、こういう時系列の内容で相場が変動するのではなく、相場予測の中ではかなり違う予測を盛り込んでいかなければ、相場を張って利ざやを得ていくには難しくなっていく時代の変化運です。つまり、山羊 それでは時期的にはと座の時代の相場判断と予測するほうが良いようです。
では、今後見なければいけないのは、経済指数発表でのデフレーター・鉱工業生産指数・危機受注統計・雇用受注統計・国際収支発表がポイントです。
変動要因変化の面で、今まで注目されていた消費者物価指数だけであまり左右されない経済環境に移り変わるとになるでしょう。そうなると、様々な国際為替ストラジストの方たちが予測されている、70円台・80円台相場は一瞬触れても持続性に欠ける経済市場構造にはならず、むしろ仕切り直しで新基軸通貨構想のユーロが誕生したような「統合」という観点で運気と照らし合わせるべきです。
「アメリカ」という紙幣統合構想は、いま非常に多くの企業で発生している統合状況の運命の流れがあるのと同じく、全くあり得ないという環境ではなく、むしろ少しつつ進んでいくことが予測される範囲であります。
それでは時期的にと言いますと、龍座蛇座(巽=風)の間にあたり、その変化が最も現れ易く、大きく変化をもたらす状況の運気を意味しており、それを起す種は再来の年の間に確実に芽が出てくると判定します。
となると今の状況でいるドル円通貨1ドル90円台は非常に厳しい経済状況を生み出しているわけであり、この基準が続く限り、為替で決済している市場に急激な上昇は難しいのではないでしょうか。いま見ていく動向は「新基軸通貨」の可能性が高く、あと5年は目が離せない状況と読みました。
新基軸通貨となれば1ドル200円台が妥当では。
是非参考に。